PICK-UP News #29 セブ-マクタン島を繋ぐ第4の橋
記事 #29
僕が現地サイトで気になるニュースがあったらピックアップして紹介していくPick-Up Newsシリーズ。2020年9月現在、セブ島-マクタン島は2本の橋でのみ繋がっております。+2021年内の完成を目指して、セブ-マクタンを繋ぐ第三の橋「Cebu Cordova Link Expressway(CCLEX)」が現在建設中です。
まだ第3の橋も完成していない状況ですが(2021年完成予定ですが、コロナの影響で遅れるのではないかと思います)、今回取り上げますのは「セブ-マクタンを繋ぐ第四の橋の建設プロジェクト」についての話題です。
概要/説明
以下に簡単に上記記事の要点をまとめました(もっと詳しく読みたい方は上記LINK内の記事をお読みください。英語が苦手な方でも翻訳アプリなど使えば内容はキャッチできるかと思います):
- 2021年の予算内で、セブ-マクタン島を繋ぐ第4の橋建設案のスタート資金として12億ペソを確保する予定
- 上記12億ペソは公共事業/高速道路建設(DPWH)に割り当てられた予算137億ペソから算出される
- 第4の橋及び湾岸道路建設は、メトロセブの将来のインフラストラクチャー発展において、とても重要なプロジェクトになる。
- 上記プロジェクトには、3.3kmの橋、4.9kmの湾岸道路建設が含まれる。2~3レーン/1方向の幅の広い道路が建設される予定。
- プロジェクト完成予定時期は2028年1月。プロジェクト完成までの必要総額は800億ペソにのぼる。
- 第4の橋及び湾岸道路建設は、メトロセブエリア内の流通を大きく改善する要因になると期待されている
建設予定地はどこ?
かねてより噂になっていたセブ-マクタン島を繋ぐ第4の橋プロジェクトの具体的な数字が上がってきましたね。既に道路距離なども公表されているという事は、関係者間では既に橋の設置場所は決まっているのではないかと思います。
噂レベルですが、セブエリアの橋がつながる場所は「リロアン」と聞きました。セブ側の建設予定地をリロアンと仮定した場合、3.4kmの橋、及び4.9kmの湾岸道路という距離から逆算しますとマクタン島の橋がつながる部分は北部~北東部になるのではないでしょうか。
その後、セブ-マクタン第4の橋について簡単に調べてみたのですが、橋がリロアンに繋がるという訳ではなく、橋に連結している湾岸道路(Coastal Road)がリロアン方面まで流れるという話らしいですね。ただこちらの情報もまだ正式発表ではないので、信憑性は確かでありません事をご了承ください!
橋の建設場所周辺は、間違いなく土地価格が急騰するでしょうから、かなり利権も絡んでそうですね。第3の橋「CCLEX」のマクタン島側の設置エリア「Cordova コルドヴァ」は時価が当時に比べ10倍以上になったと聞きます。夢のある話です☺!
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