PICK-UP News #17 セブエリアでCovid-19感染者増加
記事 #17
僕が現地ニュースサイトで気になるニュースがあったらピックアップして紹介していくPick-Up Newsシリーズ。今回取り上げますのは、現地ニュースサイト「SunStar Cebu」が4月16日付けで報じたセントラルビサヤ地方(セブエリアはここに含まれます)での新型コロナウイルスConvid-19の最新感染者数情報です。当サイトでも先日4月14日にセブエリアの新型コロナ情報について投稿したばかりです。その時点でセントラルビサヤエリアでの感染者数は合計45人&死亡者数は8人で、僕も「セブエリアは現在までウイルス蔓延を抑えられているかなと思います(4月14日に新たな感染者が7人確認されているのが気になりますが…)」と自分の意見を書きました。セブシティやラプラプシティで予定されていますEnhanced Community Quarantine(以下ECQ)の規制解除日4月28日までこのまま上手くウイルス感染を抑え込んでくれればなと切に願っているのですが、4月15日感染者+24名、4月16日感染者+27名とここにきて急に感染者が増えてきています…。詳しくは以下をご参照ください:
↑セントラルビサヤ地方Covid-19感染者情報↑
概要/説明
以下に簡単に上記記事の要点をまとめました(もっと詳しく読みたい方は上記LINK内の記事をお読みください。英語が苦手な方でも翻訳アプリなど使えば内容はキャッチできるかと思います):
- 4月16日、セントラルビサヤ保健省は新たに27名の新型コロナウイルスConvid-19の感染者を確認した。当エリアのCovid-19合計感染者数は95名に達した。
- 27名のエリア別内訳を書くと24名はセブシティで、残り3名はラプラプシティで感染を確認。
- 尚、211名の検査を実施して184名が陰性反応、27名が陽性反応を示した
- セブシティ内で確認された上記24名の新たな新型コロナ感染者はSitio Zapsatera地区(バランガイ・LUZ)の居住者
- Sitio Zapatera地区(バランガイ・LUZ)は4月7日より完全にロックダウン=封鎖されている。
- Sitio Zapateraの陽性例のほとんどが無症候性であり、9か月の乳児2人を含む。
- Jaime Bernadas氏はバランガイ・LUZエリアでクラスターが発生したと結論付けた。
感想
セブ在住の知り合いから話を聞きましたら、現在Sitio Zapatera地区(バランガイLUZ)は完全にロックダウンされているようです。上記記事内には書かれていませんが、既に上記エリア内で50名以上の感染者が確認されていると他の記事で読みました。セントラルビサヤエリア全体で4月16日時点で95名の感染者数なので、上記エリアでの感染確認が半数以上という事になりますね。クラスター認定されており、他のエリア以上に監視が厳しく行われており、ほぼ外出は不可能のようです。
またここ2~3日の感染者増加により、住民にはセブシティ全体でのECQ期間延長の噂が既に流れているようです(現時点では、セブシティECQは4月28日までを予定)。
またその知り合いの方は、ECQ期間が開始から2週間以上経ち、最初の頃の外出完全禁止の雰囲気が最近少し緩まってきているのが見えるとおっしゃっていました(原則ECQ期間中は24時間外出禁止ですが、PASS持参で買い物などには行けます)。今が本当に大切な時期なので、どうにか皆様頑張ってほしいです!
- 上記でピックアップした次の日(4月17日)の記事ですが、この日セブシティ全体で新たに84名の新型コロナウイルス感染者が確認され、その内82人がバランガイLUZ地区の居住者だったようです。4月17日時点の合計数で見てもセブシティ全体でのCovid-19感染者は161名、その内135名はバランガイLUZエリアでの確認です(以下画像参照)
- 上記にも書いていますが、政府はバランガイLUZエリア全体で既に感染は蔓延していると認識しており、同地区を完全ロックダウンしております。既に地区全体で蔓延したと結論付けたので、今後はMass-Testing=積極的な感染テストはしない予定のようです。
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