広がる格差!日比ともに新築不動産の売れ行きが好調
都心タワーマンション売れ行き好調 in JAPAN
先日リリースされた毎日新聞の記事:
不動産経済研究所が18日発表した2021年度上半期(4~9月)の新築マンションの1戸当たり平均価格は首都圏(1都3県)で前年同期比10・1%増の6702万円となり、1973年の調査開始以来、上半期として最高だった。高額の東京都心の物件に人気が集まった。
これまでの上半期の最高額は、バブル経済が崩壊に向かう時期に当たる91年度に記録した6137万円だった。研究所の担当者は現況について「都心のタワーマンションは売れ行きが良く、買える人は積極的に動く」と語った。
記事: 毎日新聞 (https://mainichi.jp/articles/20211018/k00/00m/020/208000c)
コロナパンデミックの影響で経済が停滞している日本ですが、新築マンション、特に都心のタワーマンションの売れ行きが好調のようです。知り合いの不動産屋からも昨年度~今年度の好調な業績を聞いています。
セブの新築物件の売れ行きも堅調
フィリピン・セブエリアでは、2020年第1四半期内に始まったコロナパンデミック以降も新規不動産プロジェクトが続々と発表されています。コンドミニアムプロジェクトですと、LUCIMA、Mandtra、Balai..などがありますが、その売れ行きは概ね好調なようです。またセブエリアの一戸建て住宅の売行きも好調と聞いています。
大手フィリピンメディア「SunStar Cebu」は、不動産デベロッパーのCebu Landmasters Inc.(以下セブランドマスターズ社)の堅調な不動産販売状況を報じています。セブランドマスターズ社は2021年度の販売目標額を達成する見込みらしく、2021年に販売開始した7つのプロジェクトは既に90~100%が販売契約済みとの事です。
記事: https://www.sunstar.com.ph/article/1909908/Cebu/Business/CLI-to-exceed-sales-target
コロナで格差は更に広がっている
個人的に感じる事ですが、コロナパンデミック以降、個人個人の経済格差が拡がっているように思います。コロナの影響により経済的に苦しんでる人がいる一方、この時期でも資産を増やしている人間がいるのも事実です。
上記の毎日新聞の記事内に書いてある「買える人は積極的に動く」の結果、日本・フィリピン共に新規不動産の売れ行きが伸びているのかと思われます。フィリピンは元々日本以上に貧富の差が大きい国です。また欧米諸国でも不動産業はコロナ以降も活況のようですから、日比だけだなく世界中でも上記の傾向があるのかもですね!
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