Notarization = 公証が必要だったレアなケース
Notarize(d)とは?
前回の投稿記事では、”フィリピンでの契約時に頻繁に使用される英単語「Notarize(d)」の意味&フィリピンでNotarizationする一般的な方法”について書きました:
前回の復唱になりますが、Notarize=(公証人が文書を)認証するという意味です。セブ不動産に関する事で言いますと、所有するユニットを他者に貸し出す場合(=賃貸)、コンドミニアムのアドミンオフィスにNotaizedされた賃貸借契約書を提出する必要があります。不動産賃貸借に限らず、フィリピンでは契約書作成&Notaizationはセットと考えてよいかと思います。
レアなケース
以前に意外な場所でNotaizationを求められた事がありました:
コロナパンデミック中に、僕のアルテラのユニットに完備されているスマートTVが故障しました。該当TVメーカーの製品は購入から2年間の保証期間があり、故障時点でまだ購入から1年ちょいのタイミング = 無料修理/交換が保証されている期間内でした。通常、製品保証期間内に無料修理または交換をお願いする場合は、購入時のレシートを提示する必要があります。
僕は全てのレシートを日本で担当してもらっている税理士に渡しています。これが何を意味するかと言いますと、メーカーに原本のレシートを提示する事は不可能という事です(*EMSなどで郵送する方法は別として)。今までも何回か同じようなケース(給湯器故障時など)がありましたが、その時はレシートを携帯カメラで撮り、その画像で購入を証明すれば問題なかったです。
しかしながらTVのケースでは、メーカー側から交換にはレシート原本の提示が必須と伝えられました。対応をお願いしていたセブの不動産エージェントのMary Annさんが事情(僕が日本在住である事&そしてレシートは僕が保管している事)を説明してくれたようなのですが、メーカー側の答えは「POLICYですから無理」の1点張り..。
それでもMary Annさんは諦めずに必死に懇願し続けたくれたようです。結果..
という妥協案を引き出す事に成功しました!!持つべきものは頼りになる現地パートナーです💪
レシートはしっかり保管しておきましょう!
話は少し逸れますが、フィリピンの電解製品や家具は保証期間内(1~2年)に故障する事が多いので、レシートは必ずしっかりと保管しておきましょう。また可能でしたら、各レシートをSCANしてデータとしてまとめておく事をお勧めします。多くのケースではオリジナルレシートではなくSCANでも証明可能ですので:-)!
⇩