マクタン島で紹介できるコンドミニアムがない?
セブの不動産エージェントとの会話
先日、セブの不動産エージェントの新谷さんと電話で話しました (定期的に情報共有してもらっています)。9月に入り日本帰国時のPCR陰性証明書の必要がなくなり (ワクチンブースト接種者限定)、新谷さん夫婦も連日の不動産ツアーのアテンドで大忙しのようです。
新谷さんとの会話の中で興味深かったのが..
「リゾートタイプ購入希望のお客様に紹介できるマクタン島コンドミニアムがあまりない」
というお話です。今回はその点について掘り下げて書いていきたいと思います。
厳密に言うと..
400万ペソ以下の予算でマクタン島のコンドミニアムユニットを探している方に紹介できる物件が少ないとの話でした。当サイトで以前に紹介したリーズナブルな価格のリゾートコンドミニアムBalai Punta EngañoやSaekyung 956、Costa Mira Beach Townなどはほぼ完売状態で、現在はキャンセル待ちをしているお客様が多数のようです。
もちろん上記以外のコンドミニアムでも400万ペソ以下で購入可能のマクタン島コンドミニアムはあるにはあるようなんですが、海から近くない、デベロッパーの信頼度が低い..etcの理由でお客様に自信を持って紹介できるコンドミニアムが少ないと新谷さんは嘆いていました。
要因/理由
400万ペソ以下で購入可能なリゾートコンドミニアムが少ない要因/理由として..
①. 単純にリゾートコンドミニアムの人気が高い
②. リゾートコンドミニアムは市街地タイプのコンドミニアムより販売価格が高くなる傾向がある = 400万ペソ以下で購入できるユニットが少ない
③. 絶対数としてリゾートコンドミニアム<市街地コンドミニアムでそもそものコンドミニアム数が少ない。海近条件ならば、さらに数は少ない
④. リゾートタイプ・市街地タイプ問わず、スタジオユニットが人気で1番最初に売り切れる
..ETC
が考えられるかと思います。④の「スタジオユニットが人気」はフィリピン不動産あるあるですね。1ベッド以上のユニットは購入可能でも、スタジオユニットはソールドアウトというコンドミニアムが多いです。通常、1番最初に売り切れるのは、高層階のスタジオユニットですね。
また③の「コンドミニアムの絶対数が少ない」のは、コンドミニアム数もそうですが、1つのタワーにおけるユニット数が少ないという点も影響があります。マクタン島は空港がある関係で、ビルディングの高さに建設制限があります (厳密な数字は忘れてしまいましたが、セブシティにあるような40階建てのコンドミニアムは建設不可という事です)。
条件を予算400万ペソ以上にすれば..
リセール物件を含め紹介できるリゾートコンドミニアム数は一気に増えるとおっしゃってました。500~700万ペソ予算ならマクタンニュータウン内のコンドミニアムやTambuliなどのリセールも狙えるかと思います。
最近ではPunta Engañoに位置する「AMISA Residences」で400万~500万ペソで売りに出ている中古スタジオユニットがあるようで、お問い合わせが多いようです。
キャンセル待ちも1つの手段
ただ予算は個人個人違いますし、急に予算400万以下⇒500万以上に変更は難しい人も多いでしょう。そのような方は気長にデベロッパーからのキャンセル物件が上がってくるのを待つか、リセールで割安物件が上がってくるのを待つのも1つの手段と思います。
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