2023年はハイエンドコンドの建設ラッシュ!?
ハイエンドコンドミニアムとは..
高所得者向けのコンドミニアの事を指します (直訳でhigh-end = 最高級)。クラス分けで言うと、海外不動産業界ではよく以下のように分類されます:
- アフォーダブル: 低所得者向けの住宅
- ミドルエンド: 中所得者向けの住宅
- ハイエンド: 高所得者向けの住宅
- ラグジュアリー: 富裕層向けの住宅
僕個人の感覚で言うと、現在のセブエリアコンドミニアだと平米単価P20万/㎡を超えていたら、ハイエンドクラスにカテゴライズされるかなと思います。
先日紹介したマクタンニュータウンの「Positano Mactan」やマンダウエの「Mantawi Residences」などは、ラグジュアリー寄りのハイエンドコンドミニアムに分類されるコンドミニアですね。どちらも平米単価P26万/㎡ほどです。
日本人のセブ不動産投資家たちは..
ハイエンド以上のコンドミニアムを好んで購入する傾向にあるかと思います。実際に僕もそうでしたが、初めてのセブ不動産投資は予算1000万円前後に設定している日本人が多いかと感じます。
日本人に人気の「Avida Towers Riala」の少し前などは正しくその代表例です (※以前に比べて価格が高騰したので、今はラグジュアリー寄りと言えるかと思います)。
もちろん各々の経済状況や予算、考え方によりますけどね!ミドルエンドからエントリーする人もいますし、ラグジュアリー物件1本狙いの方達もいます😊
興味深いニュース
最近興味深いSunStar CEBUのニュース記事をいくつか読みました。以下はその中の1記事です:
要約すると、不動産サービス会社Colliers Philippinesのリサーチチームは「ハイエンド~ラグジュアリーコンドミニアの需要が高まっており、今後もハイクラスプロジェクトの発表は増えていくだろう」と言っています。
セブのみでなく、PampangaやBulacan、Davao、Bacolod、Iloiloエリアを含んですが、Colliersはハイエンドコンドミニアムの定義をP18.5万~P26.2万/㎡としていますね。
また上記とは別の記事ですが、「なぜデベロッパー会社がハイエンドコンドミニアム建設を急ぐのか」という点を考察していたコラムも面白かったです (※残念ながらそちらは保存していなかったのでリンクを貼れません💦)。
こちらも簡単に書きますが、「セブ経済の成長スピードを考慮すると、今後メトロセブエリアの土地価格は益々高騰していくと考えられる。また世界的な情勢を考えると、建設材料費の価格高騰も免れない。早い段階で土地を確保して、建設を進める事で、何年後かにプロジェクトをスタートするよりもかなりコストをカットできる」という事でした。
これは個人的にはかなり納得できる考察でした。投資家たちもフィリピン不動産の青田買いをしていますが、開発デベロッパーも基本的な考え方 (= 今が一番安い) は一緒ですね。
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