フィリピン人の英語

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フィリピン人の英語は聞き取りやすい

一言で言って、我々日本人からすると「非常に聞き取りやすい」です!なぜフィリピン人の英語が聞き取りやすいかと言いますと、多くのフィリピン人にとって英語はSecond Language = 第二言語だからかと思います。しっかりとした教育を受けられる環境にある/あったフィリピン人はとても綺麗な英語を喋りますが、アメリカ人やイギリス人などのネイティブスピーカーが喋る英語とは明らかに違います。

㊟: 親がネイティブスピーカーであったり、産まれた場所が英語圏であった場合などは、例外ですね!

KOSUKE
KOSUKE
フィリピンでは英語を公用語としていますが、第二言語である事には変わりません。

第二言語としての英語

フィリピン人の英語の特徴
  • シンプルな表現&単語
  • スラングが少ない
  • 単語-単語間のつなぎがハッキリしている

 

⇑ これはフィリピン人に限らず、第二言語として英語を喋る全ての国の人たちに言える事だと思います。ネイティブスピーカーはもちろんネイティブイングリッシュが1番聞き取りやすいでしょうが、僕ら日本人のように英語を母語としない人間たちからすると、ネイティブスピーカーの喋る英語をキャッチするのは時に苦労します!公共の場では(ニュースや会見、講義など)、皆さん丁寧に言葉を選んで喋るので、比較的聞き取りやすいですが、友達間などでスラングを混ぜてラフに喋られたらお手上げです(笑)😵😵😵

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多くのネイティブは人に合わせて喋っている

上記のように書くと、「私はネイティブの友達も多い&ネイティブイングリッシュを聞き取れる」と思う方もいるかと思いますが、ネイティブスピーカーが非ネイティブスピーカーと話す時には、分かりやすい表現や単語を選んでくれている事が多いです。これは頭の良い人ほどその傾向にあると思います。または日本在住などで、英語を母語でない国の人間とコミュニケーションを取る事が慣れている人間はアジャストが上手です。「日本在住のアメリカ人と上手くコミュニケーションを取れる=ネイティブイングリッシュを聞き取れる」ではないです。

僕は大学時代5年間アメリカに住んでいたので、アメリカ人の友達も当然います。その内の何人かは今でもマメに連絡を取り合っており、日常的なコミュニケーションに困る事は少ないですが、それは彼ら彼女らが僕の英語レベルを知って合わせてくれているからです。僕が分からないような表現や難しい単語は使わないようにしてくれていますし、スピードも調整してくれているはずです。学生時代には、アメリカ人のパーティーにもたまに参加していましたが、パーティー中にアメリカ人同士が喋っている英語を100%理解できるかと言ったら「NO」でした。彼ら彼女たちが自然にスラングを混ぜて喋る英語は、僕にはキャッチできないことも多々ありました。同じような経験を持つ方は多いかと思います。

僕は、TOEICを受けた時にリスニングパートで点数を落とす事は基本的にないです。TOEICリスニング満点でも、そんなものです(悲)😢

KOSUKE
KOSUKE
TOEICのリスニングテスト並に全員が丁寧にゆっくり喋ってくれたら、誰もコミュニケーションに苦労しないですよね(笑)。

ネイティブイングリッシュ>ESLではない

ESL = English as a second language = 第二言語としての英語

この記事は、フィリピン人の英語はESLだからネイティブイングリッシュに劣るという事を書きたいわけではありません。

上記で書きましたようにESLとして英語を喋る人間からすると、ネイティブイングリッシュよりESLの方が聞き取りやすい傾向にあります。そして世界規模で見た時に、英語話者は約15億人、その内ネイティブスピーカーはわずか25%程と言われています。残りの75%の英語話者にとって英語は第2言語=ESLです:

出典: Livedoor News

出典: Livedoor News

この点は「多くの外資系企業がフィリピンのコールセンターを設置している」大きな要因の1つになっているかと思います (もちろん大前提として賃金が安いという事があるのは間違いないですが)。

元も子もない事ですが..

ビジネスという点だけで考えたら「ライティング&リーディング>スピーキング&リスニング」なのではないかと最近よく感じます。僕の経験上、海外の方とビジネス取引がある場合、テキストベースで進める事が多いです。スポークスマンや広報的な立場な方は別ですが、コミュニケーション以外で仕事で英語のスピーキング/リスニングスキルがどこまで必要なんですかね🤔。

大事な約束事&交渉事は文字で残すようにするのが基本です。特に僕たちのように英語を第二言語として話す人間にとっては、これは基本中の基本です。アメリカ企業でインターンしていた時も口酸っぱく言われましたし、大学のビジネスの授業でも何度も言われました。「Can」と「Can’t」を聞き間違えて、交渉を進めたら大変な事になりますから(笑)。

個人的には、ビジネスという観点で見たら、しっかりとしたライティングスキルこそが一番重要なのではないかと思います!

 

 

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