コロナ速報: セブシティがECQ延長対象地域に。ラプラプ&マンダウエは?
ECQ延長エリアが本日発表
本日のお昼にフィリピン政府のスポークスマンが実質のロックダウンともいえるEnhanced Community Quarantine(以下ECQ)の5月16日以降の延長対象エリアを発表しました。残念ながらセブシティも上記ECQ延長対象エリアに含まれています:
- メトロマニラ
- セブシティ
- Laguna
今報道されている延長期間はとりあえず5月31日までのようです。直近のセブシティでの感染者確認数がかなり増加していたので、ECQ延長は止むをえないと言われていましたが、やはりいざ決定となるとガックリしますね。5月12日発表の段階でセブシティでの新型コロナウイルスCovid-19感染者確認数は1660人、その内死者数は9人になっています(感染状況詳細画像添付)。フィリピン全体で見ても、最も新型コロナウイルスが蔓延しているエリアの1つになってしまいました。
厳密に言いますとECQではなくMECQに!
厳密に言いますと上記エリアはECQ延長ではなく、Modified Enhanced Community Quarantine (以下MECQ) に移行らしいです (*その後紆余曲折あり、セブシティはMECQに移行ではなくECQ延長に決定しました。詳しくはこちら)。modifiedは日本語に直訳すると「修正された」です。一部規制は少しは緩和されるかもですね!現地ニュースサイトSunStar Cebuに「MECQとは何か」の画像が貼られていたので、以下に添付します。
ラプラプシティ&マンダウエシティは?
上記の (modified) ECQ延長期間対象エリアに含まれなかったという事は、ラプラプシティとマンダウエシティに関しては5月16日以降にGeneral Community Quarantine (以下GCQ)への移行を許されたエリアに認定されたと考えてOKかと思います。GCQとは、ECQに比べますと大分規制が緩和された命令になります。交通公共機関(タクシーやバス、ジプニーなど)もソーシャルディスタンスなどのNew Normalルールを設けて、一定数再開されるのではないかと言われています。今後詳細は各自治体から発表されていくと思います。
1つ気になるのはセブシティだけECQ延長で、ラプラプ&マンダウエのみGCQに移行するのかという点です。可能性は低いと思いますが(個人的には上記エリアはGCQ期間に移行すると思います)、セブシティに合わせてラプラプ&マンダウエシティもECQ延長という可能性も0ではないと思います。こちらもラプラプシティ政府とマンダウエシティ政府の正式発表を待つ必要がありそうですね!
驚きの速報が入ってきました。なんとラプラプシティとマンダウエシティの市長がECQ延長の共同声明を発表しました(*セブシティ市長の署名も含む)。その可能性は低いと思っていたのでまさかです…。現地在住の方々はかなりがっかりしていると思います。
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5月16日追記:
セブシティとマンダウエシティはMECQに移行ではなく、5月31日までのECQ期間延長が決定しました(以下添付)。ラプラプシティもECQ延長を希望しているようですが、現時点ではまだ延長許可が正式におりてないようで情報が錯綜しています。詳しくはこちら。
現地ニュースサイト「CNN Philippines」にGCQ移行エリアがまとめられていたので、以下に添付します。黄色枠に書かれていますエリアが5月16日以降GCQ命令に移行を許可されたエリアです
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