PICK-UP News #3 セブの最低賃金について

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記事# 3

僕が現地ニュースサイトで気になるニュースがあったらピックアップして紹介していくPick-Up Newsシリーズ第3弾!

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今回取り上げるのはセブエリア及び周辺エリアの最低賃金についてです。現在フィリピンの経済は急成長中で世界中から注目を浴びています。ここでも何度も書いていますがマニラエリアやセブエリアの不動産価格などは年々すごいペースで上がっています。そんな急成長中のフィリピン経済の中でよく議論に上がるのが、今回取り上げる最低賃金についてです。先に結論を書いてしまいますと、日本では考えられないくらいまだまだ安いです!経済専門家の中で「フィリピン経済の成長にローカルの人々の所得水準がついていってない」と問題視されることが多いです。もちろんフィリピンでもミドルクラス以上の割合は増加してきていますし、new-rich層と言われる若くして高所得層の方々も台頭してきていますが、まだまだ最低賃金の給与で暮らしていかなければならない層もたくさんいる現実があります。日本では執筆時2019年12月現在で、東京都内の最低賃金は1013円/時間です。僕の日本の会社で経営している飲食店では高校生でも時給1050円で募集しています。そこまで上げないと中々募集を出しても集まらないのが現状です。それに比べメトロセブエリアの最低賃金は日給でも今現在のレートで日本の時給の半分にも満たない数字です。詳細は以下の概要をご参照ください。

概要/説明

以下に簡単に上記記事の要点をまとめました(もっと詳しく読みたい方は上記LINK内の記事をお読みください。英語が苦手な方でも翻訳アプリなど使えば内容はキャッチできるかと思います):

記事の要点まとめ
  • メトロセブ周辺の最低賃金についてのニュース
  • 2020年1月から同エリアの新しい最低賃金に対する規制が施行される予定
  • メトロセブエリアとはCebu City, Carcar, Danao, Lapu-Lapu, Mandaue, Talisay, Compostela, Consolacion, Cordova, Liloan, Minglanilla ,San Fernandoエリア/市が定義される。
  • メトロセブエリア内の新しい最低賃金は…
    10人以上以上従業員を抱えている会社:404ペソ/日 (日本円で約870円 *執筆時レート)
    10人未満の従業員の会社: 396ペソ/日 (日本円で約852円 *同上)
  • メトロセブ外のエリアでも日給ベースで現在の最低賃金から+18ペソ上がる予定
  • 同エリアのハウスヘルパーの新しい基準所得は月ベースで4500 ~ 5000ペソ (9700円~10770円)くらい
KOSUKE
KOSUKE
中々驚きの金額ですよね。時給ではなく日給ですからね…。
ある知り合いのお話
先日、セブで日本食レストランを経営しているオーナー様とお話をする機会がありました。つい最近、セブエリアにあるその方のお店のFACEBOOK上で現在の最低賃金で募集したところ、かなりの人数の応募者が殺到したようです。人材不足でどこも頭を抱えている日本とは状況が違いすぎますね(笑)。ただお世辞にも応募者の質は高くなかったようです…。参考までに!
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