今回の入国制限及びセブ州知事命令等に対する感想

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前回の投稿

以下LINK添付の投稿で3月16日時点でのフィリピン政府及びセブ州知事が発表した要請について書きました:

前回の投稿

 

実際にはどれほど厳しく行われる命令なのか不明ですが、かなり思い切った決定だと思います。12日のドゥテルテ大統領の会見会見から5日後の3月17日には上記命令が実行されるのですから、その実行までのスピード感は凄いです。ただ罰則などは言及されていないので、どこまで効力がある命令なのかは正直分かりませんね。もちろんレストランやカフェ、モール、カジノなどビジネスをしている場所は20時までの営業というルールに従うでしょうが、外出禁止令などはどこまで厳密に行われるのか疑問です。例えばセブエリアには、外資企業のコールセンターがたくさんあります。現地時間とその企業がサービスを提供している国との時差がありますから、フィリピン時間で深夜から朝まで働くコールセンタースタッフもたくさんいます。厳密に外出禁止令を行えばその方たちに仕事を1か月するなという事ですからね。そのように夜間にやむを得ず外出しなければならない人たちも数多くいると思います。ですので、個人的には「用事がない場合は外出控えてね」くらいの話なのではないかと思っています。

KOSUKE
KOSUKE
あくまで個人的な予想なので、鵜呑みにせずにでお願いいたします。現時点で、セブに滞在されている方は当然夜の外出は控えた方が良いです!

個人的に気になった日本での誤情報

セブ/マクタンエリアで民泊運営をしていますので、当然日本からの入国制限やフライト情報は常に追っています。Twitterも情報収集の1つのツールとして利用しているのですが、気になったのが誤情報を提供している人が非常に多い事です。例えばですが、3月12日に行われたドゥテルテ大統領の会見では感染が確認された国からの入国制限について”検討”しているとは言っていましたが、”決定””とは言っていませんでした。僕はここのサイトで「明日以降に正式に発表があるかと思います」と書きましたが、直後にTwitterを覗いたら、まるで「日本からフィリピンへの入国制限決定」かのようにと書いている人が多くいました。英語力の問題もあるかもですが、誤情報が多く出回るのは非常に危険です。

またもう1つ気になったのが一部のセブ語学留学業者やダイビングショップの方たちが「マニラは封鎖だけど、セブは全然大丈夫なので心配ないですよ!」とアピールしていたことです。確かに突然のキャンセルはビジネス的に厳しいのは分かりますが、冷静に考えたらセブも上記のような状態になるのは目に見えていたことなので、そのような無責任なアピールは不誠実だなと感じました。セブでビジネスをしている人たちなので、当然セブにも大きく影響がでるのは安易に想像できたと思います。仮に今後セブマクタン空港が封鎖して日本への帰国便が飛ばなくなる最悪のケースも0%ではないので、想定していなければいけないことだと思います。

どんなビジネスでもですが、リスク説明をしない業者は信用度低いです。それは留学エージェントもダイビングショップ、観光業者、不動産エージェントも全て一緒です。それが僕の人(ビジネスパーソン)を見るとき基準の1つになっています。

KOSUKE
KOSUKE
上記にも書きましたが、僕はなるべく断言しないように注意しています。気を付けていますが、僕が間違った情報を提供してしまう事も多分にありますからね!
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セブローカルの方々が心配です…

セブエリアでの民泊運営について心配してくれる方も多いのですが、民泊運営に関する固定費支出はインターネット代くらいで、他のランニングコスト(電気代や水道代、清掃費など)は実際に稼働しなければ発生しないので、大丈夫です。当然入ってくる収入は減るのは痛いですが、こんな状況ですのでしょうがないです。固定費が大きいビジネスですと、この1か月はたまりませんよね…。それはセブに限らず、世界中でですが。

この1か月間かなりのローカルの人々が仕事機会を失うと思います。例えばカラオケ店で働いています人たちは営業停止ですし、観光業に携わる人々も働く機会がほとんどないと思います。フィリピンの保証制度や助成金制度がどの程度なのか/そもそもあるのか分かりませんが、現地の人々の生活が心配です。また中国人や韓国人、日本人など海外旅行者を対象にしているビジネス(語学学校やツアー会社)なども全く稼働しなくなりますよね…。日本では企業への実質無利子・無担保の融資制度などで企業サポートをしていきますが、フィリピンではその辺のサポート制度ってどうなってるんですかね…。とても心配です。

また新型コロナウイルス問題が収束していけば、活況なセブライフが戻ってくると思いますので、どうにか苦しい時期を乗り越えてくれればと願っています。

 

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