PH不動産キャピタルゲイン投資の成功パターン
以前の投稿で..
リセール販売 (転売) を成功させるポイントとして
①. 適正な販売価格設定
②. リセール仲介経験のあるエージェントの選定
と書きました。該当投稿はこちら
今回は上記①の「適正な販売価格設定」の部分を掘り下げて書いていきたいと思います。
市場価格 ≠ デベロッパー価格
上記投稿内で僕は「まずは市場価格を知ることです」と書きました。ここで重要なポイントは、市場(転売)価格 = デベロッパー価格ではないという事です。この部分はよく間違えて認識されてしまう方が多いです。僕ももう少し詳しく説明すれば良かったですね。反省です..。
デベロッパー価格は、その名の通りデベロッパーが設定した販売価格です。極論、デベロッパー価格をいくらに設定するかはデベロッパーの自由です。一方、僕が市場価格と書いたのは、転売市場で実際に取引きされている価格です。市場(転売)価格と書けば分かりやすかったかと思います。
通常、デベロッパー価格より市場(転売)価格は低くなる傾向があります。同価格ならデベロッパーから購入する方が何かと手続きが早いし簡単ですから、完全ソールドアウトでデベロッパーから購入できるユニットが全くないケースを除けば、同価格でリセール物件を買う理由はあまりないかと思います。
典型的なキャピタルゲイン投資成功パターン
タンブリはセブ・マクタン島のマリバゴエリアに位置する人気コンドミニアムです。個人的にもお気に入りのリゾートスタイルのコンドで、自身で所有もしていないのに、ちょくちょく当サイトで取り上げさせてもらっています(笑)。今回もタンブリをリセール例として使わせてもらいます。
現在 (厳密に言うと2022年9月時点)、タンブリSTUDIOユニットのデベロッパー価格はVAT込で約758万 (以下青マーカー) です。
そして転売市場では、タンブリのリセールスタジオユニットが600万~700万ペソのレンジでちょくちょく上がってきます。稀に500万ペソ台(550万~599万ペソ)で上がってくる事もあります。僕が見てる限りでは、タンブリで500万ペソ台で上がってきたら、即買い手が見つかる感じです。
仮に僕がタンブリを探している知り合いに質問されても「500万ペソ台で出てきたら即決した方が良い。600万前半でも十分お買い得だから、考えた方が良いと思う」と伝えると思います。
上記を考慮すると、タンブリの流動性の高い市場価格は600万ペソくらいかと思います。タイミング的に急いで売りたいという方は500万ペソ台で販売に出せば、早い段階で買い手が見つかるのではないでしょうか。
早い時期にプレセールで購入している人なら、500万~600万ペソで売却しても十分に利益がでるはずです。また購入者もデベロッパー価格より大分安く購入できる事になるで、お互いにWIN-WINの取引という事になります。
このような形がフィリピン不動産投資の典型的なキャピタルゲイン投資の成功パターンです。
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