中国コロナ対策緩和でフィリピン不動産にも影響?

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中国0コロナ対策の終わり

知っての通り中国のゼロコロナ対策が唐突に終わりました。今後の受入れ対応やフライト関連の状況次第でもありますが、セブやマニラにも徐々に多くの中国人観光客が戻ってくる事は間違いないかと思います。

また2023年1月6日付の「MANILA BULLETIN」のニュース記事で、フィリピン観光省が中国と観光分野での協力に合意したと報じられました。

「観光業での協力を合意」を報じるニュース

「中比間の観光業での協力合意」を報じる画像

出典: https://mb.com.ph/2023/01/06/ph-china-tourism-deal-to-generate-massive-employment-opportunities-investments-frasco/

世界中で言える事かもしれませんが、インバウンド事業において中国人観光客は大きな影響をもたらす存在です (単純に母数が抜けていますからね)。上記のニュースを見る限り、フィリピン政府も中国人観光客の復活を期待しているのは間違いないでしょう。中国人観光客については賛否両論ありますが、フィリピン観光業の完全復活のカギを握っているのは彼ら/彼女らである事は疑いようのない事実だと思います。

PH不動産業界にも大きく影響

中国からの出国/入国規制が緩和された事により、影響を受けるのは観光業だけではないはずです。フィリピンの不動産業界にも大きな影響をもたらすと考えています。

当サイトを読んでくださっている方ならご存知と思うのですが、直近5~10年間でのマニラ不動産の価格高騰には、現在フィリピンで社会問題にもなっているPOGO*事務所のマニラ進出の影響が大きかったと言われています。

* Philippine Offshore Gaming Operatorの略。要はオンラインカジノ会社。

もう少し具体的に書くと、中国企業が一気にマニラに進出した事により、中国人投資家/経営者たちがPOGOオフィスおよび従業員たちの居住場所としてコンドミニアムを購入⇒結果、マニラ不動産価格の高騰の一因になったと考えられています。

上記に少し書きましたが、現在POGO事業はフィリピン国内でも大きく問題視されており、正規のライセンスを取得していない会社は閉鎖に追い込まれています。しかしながら、中国人たちがビジネスの形を変えて、フィリピンでビジネスを拡大していく未来は容易に想像できます。良くも悪くもフィリピンにおいて中国人たちは無視できない存在です。

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今後中国人の海外進出はより活発になる!

また多くの専門家や有識者たちも唱えていますが、コロナ禍過去3年間~の中国政府の動きを見て、中国に見切りをつけ海外に進出していく中国人の数は今後間違いなく増えていくと思います。それも優秀な人ほど、脱中国を考えているように感じますね。

フィリピンも彼ら彼女たちの今後の有力な移住先候補の1つになるのではないでしょうか。色々な意味でフィリピンは中国人にとってビジネスを拡大しやすい利点がありますからね (立地的、国同士の関係、法整備他..)。

そしてそれはメトロマニラだけではなく、メトロセブも含まれる話です。コロナパンデミック以前は、セブへの国別渡航者数第2位は、中国です (ちなみに1位は韓国)。コロナ前の2019年ごろにセブに渡航した時に「中国人が増えたな~」と感じた記憶が残っています。

⇧にも書きましたが、中国は母数 (人口)が違います。セブが中国人の人気移住先となり、中国人投資家や富裕層の方たちが本気でマーケットに参入してきた場合、セブ不動産価格にも大きく反映する事は明らかです!

KOSUKE
KOSUKE
セブエリアにおける中国人たちの動向も見逃さないようにしていければと思います☺

 

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