セブ:バランガイとは?LUZエリアってどの辺?

Sponsored Link

セブシティのバランガイLUZ地区でアウトブレイク

当サイトでも既に報じましたが(詳しくは以下LINKをご参照ください)、セブシティ内のバランガイLUZ地区で新型コロナウイルスCovid-19の感染蔓延が確認され、現在当エリアは軍協力のもとLOCKDOWN=完全封鎖されています。既にエリア全体でCovid-19が蔓延していると政府は結論付け、今後はコロナ感染のMass-Testingは行わない意向で、今後上がってくる感染者数はあまりあてにならないかと思います。

詳しくは以下で↓

 

上記の記事を読んだとき、「バランガイLUZ地区ってセブシティのどのあたり?」「そもそもバランガイって何?」と疑問に思った方もいるかと思います。今回は簡単にバランガイについて&LUZ地区について書いていきたいと思います。

バランガイとは

バランガイ(barangay): フィリピンの都市(cities)と町(Municipalities)を構成する最小の地方自治単位であり、村、地区または区を表す独自のフィリピン語である。また、バリオ(barrio)という旧名でも知られる。バランガイは地名においてしばしば「Brgy」または「Bgy」と略される。2019年5月時点で、フィリピンには合計42,045のバランガイがある。 出典: Wikipedia

 

僕も詳しくは分からないのですが(基本的には住民としてフィリピンに住む以外=短期滞在としてフィリピンに滞在する際には全く関りがないです)、イメージとして東京23区でいう町のカテゴリーかと思います。例えば東京23区内の1つ大田区には田園調布も蒲田も含まれます。優劣はありませんが、同じ区内で言いましても町のカラーが全く違います。同じようにフィリピンのバランガイにも各地区の特徴や傾向があるのでないかと思います。ただ以下Wiikipediaの引用文を読むと、バランガイ毎に行政機能を持つ政府や議会などで構成されているようなので、規模と持っている機関を考慮すると、区と町の中間的なイメージです(あくまでニュースを見たり、現地の人から話を聞いての僕のイメージです)。

バランガイは、国家統計局が証明する2000人以上(メトロマニラや高度都市化市では5000人以上)の人口を持つ一連の土地を単位として設立することができる。バランガイは行政機能を持つバランガイ政府とバランガイ議会などで構成され、政府は住民から公選されるバランガイ長を中心に行政サービスを行う[3]。議会は9名の議員(うち7名が公選)で構成され、条例の制定や予算の審議、開発計画や住民福祉計画の審議などを行う。 出典: Wikipedia
KOSUKE
KOSUKE
回の件で言いますと、ECQ期間中の必要時の外出許可書などは各バランガイが発行しています。またお米の支給などバランガイによって支援内容も+αがあるところがあるみたいです:)
Sponsored Link

バランガイLUZはどんな地区?

さて今回新型コロナウイルスのパンデミックが起きてしまったバランガイLUZとはどの辺りの地区のことでしょう/どんな町なのでしょうか?僕も勉強不足でLUZと聞いても、分かりませんでしたので、ネットや現地の人から話を聞いて調べてみました。

立地

バランガイLUZ

赤枠で囲われているのがバランガイLUZ地区です

上記Googleマップのキャプチャ画像で確認してもらえると分かると思うのですが、セブシティの中心地Cebu Business ParkやCebu IT Parkからとても近いです。セブシティの中心地近くのエリア=人の行き来が一番多いエリアに隣接しているエリアという事です…。これはビックリしました&ショックでした。正直、もう少しセブシティの外れのエリアかと勝手に思ってました。

*上記画像はセブビジネスパーク&ITパーク中心地からLUZ中心地へのGoogleマップが算出した距離・移動見積もり時間です。

KOSUKE
KOSUKE
セブビジネスパーク中心地からは700m、ITパークからは1.4km….。徒歩圏ですね。

エリアの特徴

ではバランガイLUZとはどんなエリアなのでしょうか。これは現地ニュースサイト記事の画像や現地の人から聞いた話を参考にして書いていきたいと思います。滞在したことがある人なら分かると思うのですが、セブビジネスパークやセブITパークはとてもモダンで、お洒落な高級エリアです。その近くのエリアならLUZも高級エリアの1つなのではと思う方もいるかと思うのですが、バランガイLUZはどちらかと言いますと、セブシティの低所得者が住むエリアのようです。イメージが湧きやすいかと思うので、SunStar Cebuの写真を引用添付させていただきます。

バランガイLUZ

バランガイLUZ 出典: SunStar Cebu

バランガイLUZ

バランガイLUZ 出典: SunStar Cebu

上記2枚目の写真を見てもらえれば分かると思うのですが、小さなエリアにかなりの数の家が密集しています。またお世辞にも衛生環境が良いエリアには見えません。フィリピンローカルでは小さな家に大家族一緒で暮らすのは良く見られる光景です。また人と人との距離感が近いのもフィリピンの特徴です。今回の新型コロナウイルス問題が起き始めた初期の段階から、フィリピンに詳しい方やローカルの方は「貧困層でもしウイルスが広まったらまずい事になる」と懸念していました。政府も分かっていたので、早い段階からの外出規制や行動規制を科していたのではないかと思います。これはフィリピンだけでなく、多くの東南アジアの国やアフリカ諸国が直面している/懸念している問題だと思います。バランガイLUZ地区は4月7日から既に完全ロックダウンに入っています。どうにか最小限でウイルス蔓延を封じ込められるよう願っています。

KOSUKE
KOSUKE
このエリアのコロナウイルス蔓延をどこまで封じ込められるかが、今後のセブエリア全体にも大きく影響してくると思います。

 

日本ブログ村ランキングに参加してみました!応援クリックいただけますと嬉しいです!

ブログランキング・にほんブログ村へ