【セブコロナ禍】それでもセブビジネス進出を考える理由

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コロナ禍から中々抜け出せる気配のないセブ

今回のコロナショックで、各国間での自由な人の行き来が禁止されています。早い国ですと2020年の1月~2月から渡航制限を設けており、もう既に半年以上経った事になりますね。セブは観光業が経済の大きな柱になっているので、今回のコロナショックでの経済的なダメージが特に大きいエリアかと思います。

今回のコロナショックで閉鎖/閉店またはセブ撤退を決めた企業も多いかと思います。やはり半年近くキャッシュフローが止まってしまうのは、厳しいですからね。またTwitterなどをチェックしていますと、この状況では仕事にならないと、日本に一時帰国して今後の様子を見るという決断をした方も数多く確認できます。それらの方たちも今後の状況次第では、セブに戻ってこない可能性も十分あり得ますね。

MEMO

メトロセブエリア(セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市、タリサイ市)は~8/31までGCQ命令下にあります。

それでも今後のセブ進出を考えている人は多い

それでも尚、今後フィリピンでビジネス進出/拡大を考えている人間は多くいます。移住相談同様、ビジネスVISAに対するお問い合わせも多くいただいています。実際、私もそんな人間の1人です: 常にセブへのビジネス進出/拡大を考えていますし、一緒に面白い事をできるパートナーがいないか探しています。自身でのセブ民泊運営やサイト運営も色々と今後セブでの活動が拡がるきっかけになればと思い始めました。(実際に自分で0からスタートしたことにより、今までも新谷さん夫婦をはじめ、たくさんの方と知り合う事ができました/できています☺)。

今回は多くの人々がセブへのビジネス進出を考える要因について僕の意見を書いていきたいと思います。

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セブへビジネス進出をする理由

高い英語力

まずは何と言ってもフィリピン人の高い英語力にあるかと思います。フィリピンは英語が公用語の1つです。教育をしっかりと受けられる環境にあるフィリピン人は英語力が高いです。面白いのが、政府が発行するExecutive Order (行政命令)がフィリピン語ではなく、英語で発表されることですね。僕らとしては助かりますが、一部の英語力が低いローカルの人々(*残念ながら、十分な学校教育が受けれていない層の方たちはあまり英語力は高くありません)は困りますよね。政府が発行する声明には難易度が高いワードも出てくるんで、一部の人には理解する事が難しいかと思います..。

安い人件費

2020年8月現在、東京の最低時給は1,013円/時間です。アメリカなどの先進国は、給与水準が日本より更に高いです。NYの物価などは信じられないくらい高いですからね(タバコ1箱約1,500円と聞きました)。

詳しくは以下のLINK記事を参照していただければと思いますが、メトロセブエリアの現在の最低日給は404ペソ(現レートで約875円)です。時給ではなく日給です!8時間/日で計算しますと、時給50.5ペソ(同約109円)です。日本では考えられない安さです。最低賃金でパートタイム募集をしても、多くの人が集まります。特に今回のコロナショックで職を失った方が多いと思いますので、現在求人募集をしたらかなりの数が集まるかと想定できます。

セブの最低賃金について

 

高い英語力も持つフィリピン人は、外資企業のコールセンターや英語教師として働いている事が多いです。コールセンター社員の平均給与は20000~30000ペソ/月、英語教師ですと~20000ペソ/月くらいかと思います。時給換算した場合、上記記載の最低賃金よりは高いですが、日本基準で考えますとありえない安さです。

MEMO

高い英語力を持つ人材を低賃金で雇用できるため、世界中の企業がフィリピンにカスタマーセンターを置いています。エリア別カスタマーセンター数は首都であるマニラ/マカティエリアが1番多いかと思いますが、最近はセブにも多くの企業が進出しています。

今のテクノロジーならカスタマーセンターを置く場所は問われません。例えばアメリカ企業が自国でカスタマーセンターサポートスタッフを雇用しようと思えば、人件費は何倍にもなります。この流れは止まらないでしょうね。

また最近は高いITスキルを持つフィリピン人も増えています。多くのIT企業が現地にオフィスを設置して、フィリピン人を採用しています。

平均年齢24歳

フィリピン人口ピラミッド 出典 PopulationPyramid.net

フィリピン 人口ピラミッド 2020

出典 PopulationPyramid.net

フィリピンは平均年齢が24歳と若く、人口ボーナス期が長らく続くと言われています。また上の世代のフィリピン人に比べ、若い世代のフィリピン人の方が高い英語力とITスキルを持っている傾向があります。英語は世界のグローバル言語、また高いITスキルは現在/今後の世の中で最も必要とされるスキルです。フィリピンは誇張抜きで人材の宝庫です!!経営者なら賃金相場と彼ら彼女らの能力を見た時に、注目するのは必然だと思います。

まとめ

コロナ禍から中々抜け出せず経済的にも大きなダメージを受けているセブエリアですが、観光視点でもビジネス視点でも魅力的な国である事は間違いないと思います。いつごろから自由にセブ-日本間の行き来が出来るようになるか、現時点では全く見えませんが、早く自由に渡航できるようになる事を願っています。

KOSUKE
KOSUKE
以前に「セブの魅力について」書きましたので、以下にLINKを添付しておきます。セブ&マクタンは本当に美しく魅力的なトロピカルアイランドです♥
セブの魅力について

 

 

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