僕が何故セブで不動産投資を始めたか 後編

前編 & 中編でセブ不動産投資を始めようした経緯や運用方法の決定について書きましたが、今回はいよいよ実際に不動産視察~購入までの当時の思い出を書いていきたいと思います。まずは何はともあれ現地視察です!!

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セブ不動産ツアーを3件申し込み

当時はセブに知り合いが全くいませんでしたので、まずはネットリサーチやマニラの知り合いからの紹介で3件の現地不動産ツアーを申し込みました。内訳を言いますと日本人不動産エージェント2件、現地フィリピン人ブローカー1件(こちらの方はマニラでお世話になっているブローカーから紹介受けました)です。フィリピン人ブローカーとのツアーは無料でしたが、日本人エージェントの方のツアーは7,000~10,000円だった記憶があります(*大体フィリピンではどこのエージェントも視察ツアー費用は1万円弱くらいです)

決して安くない不動産ツアーを複数件申し込んだのはそのエージェントの信頼性を確かめるためです。日本の不動産よりは安価と言いましても、十二分に高い買い物になりますから、信頼できるようなエージェントから買いたいと思っていました。詐欺の危険性もありえますからね。ただでさえフィリピン=怪しいと思っていたので(笑)、とても慎重に進めさせていただきました。エージェント選びの重要性は以下リンク内で詳しく書いていますのでご参考ください。

不動産視察について

中編でも簡単に書いたのですが、セブエリアは大きく分けてセブシティエリアとマクタン島エリアに分類できます。そこの2つのエリアは距離的にはさほど離れていないのですが、車での交通手段が橋二本でしか繋がっておらず、お互いの中心地から空いている時間帯ですと1時間弱、混んでいる時間帯ですと片道1時間半から2時間くらいかかる事があります。ちなみにその中間くらいにマンダウエエリアがあり、マンダウエは橋基準で見るとセブシティよりに位置しています。

map for Cebu area

Cebu area (City – Mactan) MAP

上記のような交通状況ですので、ツアーはセブ・マンダウエエリアで1日(By 日本人エージェントA)、マクタン島エリアで1日(By 日本人エージェントB)と2日間に分けて回りました。そして全部回ったうえで、3日目で現地不動産ブローカーに気になった場所を再度回ってもらいました。これは今考えても中々スマートな方法だったと思います。というのもツアーは大体半日かかりますので、その中で色々とお話をしたり、行動を観察していると、大体そのエージェントたちの人となりが分かります。勿論、事前にネット情報で悪評がないかなど出来る限りのリサーチはしていましたが、最終的には見て話して自分の責任で決めるのがベストです!余談ですが、会社が大きいとかHPが立派とかのみで、信用するのはお勧めしません。僕のフィリピン投資家仲間のSさんはセブ不動産をフィリピンに大きな事務所がある某有名日本人不動産エージェント会社(日本人エージェントの中では1、2に有名かと思います)経由で購入したのですが、サービスレベルがひどかったらしく、最終的にその某エージェント会社の怠慢のせいで危うくデベロッパーから違反金を取られそうになりました。最終的には別の個人のエージェントと弁護士が入りどうにか事なきを得たらしいのですが、ひどい話です。

要注意のエージェントについて書きました!
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不動産視察1日目 セブ/マンダウエエリア

1日目は日本人不動産エージェントAのセブシティ/マンダウエエリアの不動産視察です。1つ1つどこを回ったかは「不動産紹介」としてまた追々別枠で書きますので、簡単なセブシティ&マンダウエエリアのイメージをここでは書きます。実は僕は、最初のセブ訪問時はマクタン島滞在でほとんどの時間をダイビングに使っていたので、この時点でセブシティに来ること自体がほぼ初めてでした(笑)。

僕のセブシティの最初の印象は、「何かセブっぽくないな~」という感じでした。セブ=海というリゾートのイメージしか持っていなかったので(笑)。それはマンダウエも一緒で、想像以上に都会だなという感想でした。回ったコンドミニアムは記憶がある範囲でいうとCebu Business Park周辺の「Alcoves」「Solinea」、IT Park周辺の「Avida Tower」「38」、マンダウエの「Mandani Bay」などなどです。既に建設中の物からまだ計画中の物まであり、モデルルームを見せていただいたり、デベロッパーからの説明を聞いて回りました。また不動産視察をする合間にAyala MallやIT Park周辺を観光したりしました。


↑こちらは「Mandani Bay」の紹介PVです!

実はこの時の視察旅行中はセブシティ内のホテルで滞在していました。不動産視察や滞在全体を通して言えるのは「セブシティはとにかく便利」という一言に尽きます。大きなショッピングモールやレストラン、バー、スーパーマーケット、カジノ、ナイトスポット…etc 周りに全てあるので、アーバンな遊び方が好きな方にはベストな場所だと思いました。またビジネス街なので、セブシティ周辺なら、民泊だけでなく賃貸経営もオプションとして視野に入れられるなと思いました。ちなみに僕はパーソナルな感情としてはマクタン島の方が好きです。東京生まれ東京育ちという事もあり、海のある生活に対する憧れが大きいからですが(笑)。ただ僕の多くの友達は「滞在するならセブシティ派」という人間が大半です。女の子の友達は「マクタン派」も多いですけどね!

不動産視察2日目 マクタン島

不動産視察2日目は日本人不動産エージェントBによるマクタン島のコンドミニアム視察です。セブシティからマクタン島にくると良い意味で田舎っぽさがあり、何かホットします(笑)。回ったコンドミニアムは記憶がある範囲で「Mactan Newtown」「La Mirada」「Arterra」「Amisa」「Sheraton」などです。何がびっくりしたかと言いますと、マクタン島内のコンドミニアムの価格が想像以上に高いことです!勝手な固定概念で都会にあるセブシティのコンドミニアムの方がのどかなマクタン島に位置するコンドより高いと思いこんでいました(笑)。もちろん、各々のコンドで価格が違うので一概には言えませんが、僕が当初予定していた予算(400万Ph以下のスタジオ)に合うコンドミニアムの選択肢はセブシティ以上に少なかったです。リゾートコンドは想像以上に高いという事を知りました(笑)。もちろんマクタン島内にも韓国系デベロッパー開発のコンドミニアムなど安めの物件もありましたが、僕は海に面しているという部分にこだわっていたので、それらは選択肢から元々外していました。海にこだわったのは勿論パーソナルな感情もありますが、ビジネス視点的でセブシティでなくマクタン島に宿泊先を選ぶ人たちは海に囲まれたリゾートコンドの雰囲気を求めている人が多いと想定していたからです。

上記記載したコンドミニアムどれもリゾートスタイルでとても僕好みのコンドミニアムばかりでした。リゾートスタイルのコンドは豪華なプール付きが定番で、どのコンドミニアムもかなり良いプールが完備されており、かなりテンションが上がりました。「Mactan Newtownは場所的に一番便利だけど、窓から海があまり見えないしな…」「Arterraは海に囲まれていて最高だけど、周りにスーパーマーケットないしな…」などなど悩み抜きました(笑)。

夜はセブで一番有名なレストランと言っても過言でない「Lantaw」のマクタン島店に行きました。海沿いで雰囲気もお食事も◎でお勧めのお店です!!


Lantawでの一コマ(⌒∇⌒)

不動産視察3日目は1&2日目に回っていただいた所の気に入った場所を再度まわってもらっただけですので、ここでは詳しくは書きません。

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僕が選んだコンドとエージェントは…

購入物件

不動産視察旅行を終えて一度帰国しました。僕が慎重な性格という事もあり、もう一度冷静になって分析するためです。正直、滞在中はリゾートハイになっており、現地で冷静な判断をくだせる自信がありませんでした(笑)。

悩みに悩んだ結果、マクタン島に位置する「Arterra Residence」のスタジオタイプ、セブシティの「Solinea Tower 3」のスタジオタイプの2つのコンドミニアムを購入しました。こちら2つを選んだ理由またどちらもスタジオタイプを選んだ理由は…

上記コンドを選んだ理由
  • どちらのコンドミニアムも予算内だった
  • SolineaはAyalaグループ系列のAlveoというデベロッパー、ArterraはSta. Luciaという知り合いからのお勧めデベロッパーと、どちらも信用できるデベロッパーだった。
  • Solineaに関しては民泊運営が上手く回らなかった場合、賃貸経営という別オプションが考えられる
  • Arterraはリゾート地に位置しているので、賃貸経営という別オプションは考えづらいが、近隣エリアに今後シェラトンホテルや巨大カジノホテル、Rockwell開発のARUGA Resort and Residenceが建設中/計画中であり、将来的なキャピタルゲインが期待できる
  • セブシティとマクタン島に特色の違うコンドを1部屋ずつ持つことのメリット=ポートフォリオな考え方
  • スタジオタイプにしたのは最終的に売るタイミングでの流動性のアドバンテージ

 

などなどです。これが正解だったかはまだ分かりませんが(笑)、自分の決断ですので今の所全く後悔ないです!

担当エージェントも決定

またエージェントは1日目に不動産視察をしていただいた不動産エージェントAに決めました。こちらの不動産エージェントAは実は後々セブで大変お世話になる新谷さん夫婦です。旦那さんは広島出身の日本人の方で、奥様は英語、日本語、現地語を使いこなす才色兼備なフィリピン人の方です。とても話していて穏やかな方たちで言葉の端々から思いやりや仕事に対する情熱、真面さが伝わってきて、この人たちに決めました。また帰国後はLINEで連絡を取っていたのですが、とても連絡をマメにくださり、そこも新谷さんたちに決める要因になりました。

この時の僕の決断は間違いなかったと自分を褒めてあげたいです(笑)。僕の洞察力も捨てたものでないなと(笑)。新谷さん夫婦には購入後のサポートもお願いしたのですが、本当に熱心に働いてくださっています。僕は内装等にもかなりこだわるので、とても細かい注文や要望を出すことが多いのですが、いつも100%以上で対応してくれます。僕のセブ不動産は新谷さん夫婦なしでは僕の予算内では絶対に完成できなかったと断言できます。いつも誠心誠意対応してくれるのが1番良いです(調子が良いことばかり言って、対応がずさんなエージェントはたくさんおります)。ちなみに上記で某有名エージェント会社の過失によりデベロッパーとの間に問題が生じてしまった友人Sさんの問題を間に入り解決してくれたのも新谷さんたちです。

これを読んでいる方でセブ不動産投資を考えていている方には新谷さん夫婦をお勧めします。もちろん無料で紹介します。本人たちの許可をとり、以下のURLで簡単に写真付きで紹介させていただいていますので、見てみてください。現地在住ですので、ご興味がある方やご質問がある方、または不動産ツアーをご希望の方は僕の連絡先にお問い合わせいただければと思います。

まとめ

以上が前-中-後編に分けた「僕が何故セブでも不動産投資を始めたか」の内容になります。執筆中の2019年12月時点で、Arterraは既に民泊として稼働中、Solineaは引き渡しが既に終わり現在内装工事中で2020年の1~2月頃には民泊運営をスタートする予定です。新谷さん夫婦をはじめたくさんの方々のご協力を得て、日々運営しております!

 

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