台風ODETTEはセブ不動産のトレンドを変える?
巨大台風Odetteによる被害
2021年12月16日の夜間帯にセブエリアを直撃した台風Odetteですが、台風上陸から早1か月になろうとしています。メトロセブエリアの中心地では復旧作業が進み、電気・水などが供給されるようになりましたが、セブ郊外では未だ電気・水が供給されていないエリアが多いようです。日本でしたら被災後数日以内にライフラインが復旧されたかと思いますが、そこはインフラが脆弱な途上国フィリピンの弱い部分です。時間がかかりますね..😅。
コンドミニアムの価値が再確認される
2022年1月5日の投稿(以下にURLリンク添付)で、今回の災害でコンドミニアムの価値が再認識されたことを伝えました。詳しくはLINK記事を参照してもらえればと思いますが、しっかりしているコンドミニアムは緊急時の耐性が強い事を証明しました。ここでは”しっかりしている“の部分が重要ですね。当然のことながら”しっかりしていない”コンドミニアムは緊急時の耐性も弱いです。各コンドミニアムの評価がハッキリと分かれました。
コロナ以降のセブ不動産のトレンド
2020年の第1四半期頃から流行りだした新型コロナウイルスCovid-19ですが、コロナ以降セブエリアの不動産トレンドにも大きな変化がありました:セブ郊外エリアの住宅需要が大きく上昇したのです。
要因は在宅ワークの普及により、住む場所を選ぶ必要が以前よりなくなったことが大きいかと思います。当然のことながら郊外の不動産はメトロセブエリアの中心地より販売価格/賃料ともに安価で、同じ金額を払えば断然広い部屋を所有/賃貸できますからね。またこちらに起因しているかと思いますが、コロナ以降は戸建住宅の需要も上がっていたと聞きます。
簡単にまとめますと、コロナ以降は「セブ郊外エリアに一軒家を建てるまたは借りる」がローカルの中流階級~の人々のトレンドになっていました。
台風Odetteがトレンドを変える?
そして今回の巨大台風ODETTEです。災害時に耐性が強い事でコンドミニアムが評価された事は前述しましたが、中心地の利便性も再評価されています。
もう少し具体的に書きますと、セブITパークやビジネスパーク内は電気・水・インターネットを含むライフラインが比較的早く復旧しましましたが、郊外エリアは2022年1月中旬時点で未だ復旧していない現状があります。
僕の知り合いでもセブシティの中心地に住む人たちとは被害が起きた翌日に連絡が取れましたが、マクタン島の中心地から少し離れた場所に住む知人とは1週間くらい連絡が取れませんでした。
被災直後でも、ITパーク/ビジネスパークのお店やオフィスはジェネレーター完備している所が多いので、普通に営業している所もあったほどです(ビジネスパークに住む僕の友人は、台風翌日も普通にオフィスに出勤していました)。
現時点では、今回の台風で今後のセブ不動産のトレンドにどこまで影響があるか厳密には分かりませんが、少なからず影響があるかと思います。しっかりとマーケットを追っていこうと思います🦾
日本ブログ村ランキングに参加してみました!応援クリックいただけますと嬉しいです!
⇩