マニラ滞在記④ 雑感2: 不動産について
前回の投稿: マニラ雑感1
前回の投稿で、滞在中にマニラの物価上昇および円安の影響を感じた事を書きました (詳しくは以下から)。今回はマニラの不動産について書いていきたいと思います。
マニラ主要エリア
今回のマニラ滞在中に、マカティエリア、BGCエリア (フォート・ボニファシオ・グローバル・シティ)、マニラ湾沿いエリアを訪問しました。
上記はマニラでも特にコンドミニアムの建設が進んでいるエリアです。これらのエリアには10年ほど前にも訪問した事がありますが、当時はまだまだ建設前/建設中の建物が多く、まさしく”現在進行形で成長中”のエリアでした。当時の画像が手元にないのが残念ですね (古いPCデータを探せばあるかもしれませんが💦)。
現在は、当時プレビルドとして販売されていた多くのコンドミニアムが完成して、中心地には高層ビルがそびえ立っています。当時を知る者としては本当に驚きの光景です!
昔は安かった!
現在のメトロマニラ人気物件の市場価格を聞くとビックリします。昔に比べて価格が何倍にも高騰しています。当時300万ペソ台で販売されていたプレビルドコンドミニアムが、今では700万ペソ以上で販売されており、平均月額賃料がP40,000以上だったりします。
上記画像に写っている水色のコンドミニアムはSMDCの「AIR Residences」だと思うのですが、ここも僕が初めて価格を聞いた時は300万ペソ台で販売されていた記憶です。今は高いでしょうね~。
これも探せば当時の販売価格リストが残っていると思うので、今度資料倉庫の中を確認してみます。「あの時買っておけば良かった..😢」と思うだけかもしれませんが(笑)。
今後も価格は上がっていく可能性はあり
当時に比べ価格が高騰したマニラのコンドミニアムですが、今後も価格が高騰していく可能性は十分にあります (もちろん逆もありえますけどね!)。と言いますのも、フィリピンの首都マニラエリアとは言え、インフラ整備はこれからです。書いていて順序がおかしい気がしますが(苦笑)、これだけ高層ビルがそびえ立っているメトロマニラエリアですら、インフラ視点ではまだまだです。
例えば今後マカティエリアには地下鉄が開通され、上記の「AIR Residences」の目の前に地下鉄の駅ができる事が決定しています。フィリピンなので予定時期通りには完成するかは怪しいですが、エリアに地下鉄が開通する事は間違いないはずです。
噂では老朽化した「Makati Fire Station」が取り壊され、その跡地が地下鉄の駅になるという話です。完成したら周辺コンドミニアムのさらなる価格高騰も期待できるかと思います。
どこまでフィリピンが伸びていくか本当に楽しみですね!
活況なセブ不動産
⇧の投稿内でも書いたのですが、「今のセブ不動産の状況は、5~10年前のマニラ不動産を見ているようだ」と主張する人が多いです。メトロマニラと比較すると、まだまだコンドミニアム建設可能な土地が中心地に残っていますし、まさしくセブは”現在進行形で成長中”のエリアだからです。
現在、僕がマニラ以上にセブエリアの不動産投資に注目している理由はここにあります (もちろん個人的にセブの方がマニラより好きという点もあります。最終的には自分の”好き”な所に不動産を所有したいものです😊)。
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