セブで現地採用で働いていた知り合いの話

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先日の話

少し前の話ですが、セブ島で現地採用で働いた経験を持つ知り合いとランチをしました。知り合ってからまあまあ経つのですが、セブ現地採用についてあまり詳しく聞いた事がなかったので、良い機会と思い色々と聞いてみました!

MEMO ①

海外で働く場合、大きく分けて「海外駐在」と「現地採用」に分けられます。

”海外駐在とは一般的に、日本の会社に入社後、海外転勤を命じられて一時的に海外で暮らしながら働くことを指します。どんな職種においても会社の命令で海外に転勤したのであれば「海外駐在員」と呼ばれ、自分の意志で海外で就職した「現地採用」とは区別されます。” 出典: UNISTYLE

彼女が働いていた時の労働条件

労働条件詳細
  • 企業: 日系企業
  • 職種: コールセンター
  • 労働時間: 8時間/日
  • 休日: 週休2日制
  • 給与: 手取りで約6万ペソ
  • 福利厚生:
    – 家賃保証なし
    – 社会保険なし
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6万ペソスタートがスタンダード

その彼女曰く、給与6万ペソからスタートというのはセブエリア現地採用の標準のようです。6万ペソというのは絶妙な数字ですね~。コールセンターで働くフィリピン人は15000ペソくらいからスタートと聞くので、現地基準で考えれば高待遇、日本基準で考えると6万ペソ=現在の為替レートで約136,000円.. 日本の大卒の平均初任給より低いかと思います (社保なしですしね😅)。ちなみにマニラの現地採用での平均給与はセブよりは高いようです。さすがフィリピンの首都マニラですね。

余裕はないかなと..

家賃保証がないと言う事は6万のうちから家賃を支払う事になります&家賃が1番大きな支出になるかと思います。コロナ前基準で日本人が住むようなコンドミニアムのユニットの最安値で1.5万ペソくらい (コロナ禍では1万ペソくらいからでも探せると思います)、それより下げようと思えば、日本でいうアパートメントのような低層階の集合住宅になるかと思います。

MEMO ②

海外駐在の場合は、家賃は会社が負担してくれることがほとんどです。現地採用でも会社が負担してくれることはありますが、多くの場合は個人負担になるかと思います。

 

+光熱費やインターネット代、携帯料金などを支払うと、そこまで自由に使えるお金は多くはないと思います。特にセブは、全体の物価と比較して電気料金が非常に高いです🤣。またインターネットも光回線を繋いだ場合は、最安値でもP1899~ほどです。安価のDSL回線 (日本でいうADSL) もありますが、海外に住む多くの日本人にとって良いインターネット環境の確保は生命線 (必須)ですから、そこの部分は中々削れないと思います。

上記を考慮すると、(レストランのクラスによりますが) 毎日外食というわけにもいかないかと思います。実際にその彼女も自炊する機会が多かったようです。

ある程度気を使わずに生活できる給与基準は、10万ペソくらいかと思います(もちろん、感じ方は個人によりますけどね)。6万ペソで全て賄おうと思えば、多少はローカライズされた生活を送る必要もあるかなと感じますね。決して余裕はないかと思います。

アフターコロナでは..

(コロナ前の話ですが) 多くの年金受給世代の方々がセブに移住しています。一般的な厚生年金の受給者の平均受給額は月額15万円と聞くので、良いラインですね。凄い贅沢な暮らしは出来ないかと思いますが、多少節制すれば十分生活できると思います。

コロナは、多くの人々の人生観を変えました。贅沢な暮らしは求めず、セブでゆっくりと余生を過ごしたいと思う人々が一定数以上いると思います。渡航制限解除&新規ビザの発行が再開されましたら、セブ移住を希望する人がさらに増えるような気がします🤓

 

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