【セブ台風被害】支援について考える
大型台風「Odette/Rai」
2021年12月16日木曜日、大型台風ODETTE/RAIがフィリピン南東部に上陸して、セブエリア全域で大きな被害を受けました。家を失った人、収入を失った人、最悪のケースですと家族を失った方々がいます。日本ではあまり大きく報道されていませんが、現在セブ島および周辺の島々は完全に「被災地」です。元々のインフラ整備が日本ほど整っていなかった点も大きいと思いますが、情報を追う限り被害規模は阪神大震災や東日本大震災クラスまたは以上かと思います。
支援をしたい
我々日本人にとってもセブは人気の観光地です。また移住地先としても人気で、多くの日本人が住んでいます。
被災直後からSNS上では「支援をしたい」という声を数多く見かけました/現在進行形で見かけます。セブに対して思い入れが強い方も多いのだと思います。
しかしながら支援と一言に言いましても、どのような形で支援をすれば良いのか分からないというのが大多数の意見かと思います。僕もそんな人間の1人です。
復興詐欺は存在する
悲しい話ですが、復興支援詐欺というものは世の中に存在します。被災地の方々をサポートしたいという人々の良心/善意につけ込むのが復興支援詐欺です。
SNS上でも銀行口座情報を記載して「※※※を助けたいです。責任もってお届けします。ここに振り込んでください」というような投稿を時折見かけますが、僕はそのような投稿を信用しません(*投稿者を個人的に知っていて信頼できる人物の場合は別です)。本当かもしれないが、嘘かもしれない.. 少しでも疑念がある人間や団体の場合はパスした方が賢明と思います。
少しでも早く被災地の方々をサポートしたいという気持ちは皆同じだと思いますが、支援/募金をする際は慎重になるべきです。
どんな方法がベストなんだろう?
僕個人の事で言いますと、今回のセブ台風支援に関しては、被災した知り合いや友達に直接見舞金/支援金を渡そうと思っています。理由としては..
- 現地の銀行口座を持っており、直接振り込む事が可能
- 信頼できる現地の知り合いがいる(銀行口座を持っていない人には、知り合いの口座に振り込んで、現金を手渡ししてもらおうと思っています)
- クラファンや他人経由の募金などと違い中抜きされる心配がない
- 自分の知り合いやお世話になっている人を優先的にサポートしたい
- 被害を大きかった人間を優先的にサポートしたい
僕には現地でお世話になっている知り合いがいますが、その中には今回の台風で家を失った人間もいます。まずはそんな彼ら彼女たちを優先的にサポートしたいというのが本音です(僕が地域全体をサポートできる大物だったら話は違いますが、支援できる金額には限りがありますので💦)。
まずは自分に身近な人間をサポートしたうえで、その他にも信頼できる団体を探して地域全体に対しても微力ながらサポートできればと思っています。信頼できる団体選びは慎重にリサーチ~選択をしなければと思っています。過去の実績や評判などを精査したうえで選ぼうと思うので、結果的に個人レベルの募金活動やクラウドファンディング経由ではなく、しっかり組織化されている団体経由になるかと思います。
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