セブ速報: セブ入国制限や知事命令について
3月12日のドゥテルテの会見
3月12日の会見でドゥテルテ大統領は、「マニラのLockdown=封鎖」について発表しました(こちらの投稿でも少し書きました)。その会見の際、マニラ以外の地域要はフィリピン全体としても新型コロナウイルスの感染が確認されている国からの渡航について制限をかけるか検討していると述べました。日本の一部エリア(東京や大阪など)はセブへの直通便が通っていますので、マニラ閉鎖同様に後者の情報を気にしている方も多いかと思います。現時点で分かっている情報をシェアします。
日本からフィリピンへの入国制限について
日本からフィリピンへの入国制限検討についてですが、現時点では日本は入国制限国には含まれていません。以下は外務省が発表しています見解/報告です↓
セブ州知事命令
3月15日のタイミングでセブ州知事命令で3月17日より海外からのセブへの渡航者に対して「14日間の隔離」のルールが発表されました。これがどこまで厳密な隔離かは分かりかねますが、実質的な渡航制限と捉えてもよいかなと思います。
上記二枚目の一文「Foreign nationals shall undergo mandatory quarantine at designated quarantine facilities at thier own expense」がポイントです。直訳すると「外国人渡航者は事項負担で指定された検疫施設での隔離を義務とする」という意味です。単語Shallの見解ですが、「するつもりである」という意味もあり、断言していないのではないかと思う方もいると思いますが、shallは契約書内で「~するものとする」という意味合いで良く使われます。その前の「mandatory=義務的な/必須の」と書かれているので、抽象的な表現と言うよりも契約書的に言い切った表現かなと思います。尚、3枚目には3月17日午前12:01からと書かれていますね。
セブ州内の行動制限について
また外国人渡航者のみではなく、現地でも色々と規制が入っています。以下はLapu-Lapu Cityから出ているオフィシャルの命令です。
① ラプラプシティ住人及び滞在者は夜10時から朝5時までの外出を禁止する(ちなみにセブ市は20:00〜5:00で発表しています)。
② 公共の場でのカラオケ禁止=カラオケ店(KTV)営業禁止。
③ インターネットカフェは20時で閉店するものとする/6時間ごとに消毒クリーニングする必要あり。教育機関に関するアクティブのみ許可され、オンラインゲーム/ビデオストリーミングは禁止。
④ カジノ営業は許可が降りるまで20時までの営業。
⑤外出禁止期間中は公共の場及びコンビニの外での(アルコール)飲酒禁止。
⑥闘鶏場を期間内は閉鎖/禁止。
もう少し具体的にどのようなショップが午後8時までに閉店しなければならないか、ラプラプシティ公式FACEBOOKで発表されました:
日本-セブのフライトについて
3月16日時点でセブパシフィックは日本-セブ間のフライトを停止しています。ですのでセブからのフライトでの出入りは現時点でフィリピン航空のみとなります。フィリピン航空のサービスカウンター/カスタマーサービスには問い合わせが殺到しており、中々問い合わせの電話が繋がりづらい状況のようです。上記のような状況ですので、フィリピン航空も正直いつセブ-日本間のフライトを停止するか分からないですよね。常に最悪の想定をして、皆さま行動してもらえればと思います。
★フィリピン航空も3月21日~4月14日のセブ-日本間の全フライトキャンセルを発表しました。
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