【フィリピンスラム】スカベンジャーとは?
最初に
今回の投稿記事は、セブにもPH不動産にもあまり関係のない内容です。貧困問題はフィリピン社会が抱えている切実な社会問題ですので、今回の記事を作成させていただきました。
Contents
1本のYouTube動画
先日、YouTubeのお勧めに「Dream~フィリピン・スラム発 子どもの笑顔のために~ (以下にLINK添付)」という動画が上がってきました。普段からフィリピン関係の調べものをする事が多いので、検索アルゴリズムで完全にフィリピン好きの人として認識されているのかと思います(笑):
10分未満の動画なので見てもらった方が早いかと思うのですが、動画内ではマニラ郊外のパヤタスエリアでゴミを売りながら生活しているフィリピン家族にスポットが当てられています。またNPO法人として同地区で貧しい人々を支援をする日本人女性2人も紹介されています。
パヤタスエリアとは
パヤタスはメトロマニラ中心地から約20㎞ほど離れたケソン市に位置しており、周辺エリアの最貧困地区の1つとして知られています。かつて巨大なゴミ廃棄場があったことから、今もゴミを売って生活する人々が多いとの事です。スモーキーマウンテン*¹と言えば、マニラのトンド地区が有名ですが、パヤタス地区もスモーキーマウンテンのあったエリアとして有名なようです。
*¹ 巨大なゴミ捨て場をそのように呼びます
僕はトンド地区には訪問した事がありますが(以下にその時撮った写真を添付します)、パヤタス地区については知りませんでした。勉強不足ですね😆
スカベンジャーとは?
これまた勉強不足で上記の動画を見て初めて知ったのですが、スカベンジャーとはごみを拾い集めて生活する人の事を意味するようです。
スカベンジャー(Scavenger)
“原義 – 中英語で「税関の長」。 入港した船内で密輸取り締まりのため、怪しい場所(ごみためなど)を捜索する様を、揶揄した表現から。 廃品回収業者、ゴミをあさって(有価物回収で)生計を立てている人” 出典: Wikipedia
フィリピンの首都マニラや第二の都市セブは、現在コンドミニアムの建設ラッシュで、都心部はすごい勢いで発展しています。その一方で、都市部から近いエリアにさえ動画に出てきたようばバラック小屋が立ち並ぶエリアがまだまだ残っています。よく議論される事ですが、急速な経済成長にローカルの人々の生活がついていっていない部分も多分にあると思います。
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