セブで日本人オーナー&管理者の部屋を借りるメリット
セブでお部屋を借りる時
セブエリアでコンドミニアムの賃貸ユニットを探す時に、賃借人(入居者)の方には大きく分けて2つの選択肢があります:
- 日本人のコミュニティページまたは日系不動産賃貸サイトから部屋を探す = 日本人の不動産賃貸エージェント(又はオーナーが直接)が管理しているユニットを探して、賃貸契約をする
- ローカルコミュニティページまたはローカル不動産賃貸サイトから部屋を探す = フィリピン人または日本人以外の国の方の賃貸エージェント(又はオーナーが直接)が管理しているユニットを探して、賃貸契約をする
数は多くないですが、上記1のように現地在住の日本人をメイン入居者ターゲットにして賃借募集&管理をしている日系不動産マネージメント会社もセブには存在します(日本人オーナーが自分で管理している事もあります)。今回は日本人が管理しているユニットを借りる時のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
メリット
日本語でのやりとりが可能
やり取りや交渉が全て日本語で出来るのは、やはり大きなメリットだと思います。特に英語/現地語のスキルに自信がない方にとっては、この点は1番重要なポイントではないでしょうか。英語の読みが十分にできないと、契約書も理解できないでしょうし、英語のライティング/スピーキングスキルがなければ意思の伝達が難しいです。特にフィリピンでお部屋を借りる場合、住んでから不備やハプニングが起こる機会が日本で賃貸ユニット借りて住む場合に比べ明らかに多いです。僕のユニットも出来る限りのメンテナンスをしていますが、お湯がでなくなったり、TVが壊れたりと、この1年間でも色々と問題が勃発しました(笑)。何か問題が起きるたびに、賃借人の方はオーナーまたは管理者の方に連絡を取らなければなりません。ただでさえトラブル時はストレスが溜まるものですが、言語の壁がありますと労力は倍増するかと思います。
共通価値観を持っている
日本には日本独自の価値観や常識があります。それはフィリピンサイドも一緒です。フィリピンに住んでみると、日本とは違う慣習を感じる機会が多いはずです。よく英語では「Cultural Difference=文化の相違」という表現を使いますね!
民泊運営をしていた時も、フィリピン人宿泊者やスタッフからCultural Differenceを感じる事がありました。常識や慣習が違う部分はフィリピンで生活した経験のある人やフィリピン人と仕事をした事がある人ならば分かるかと思います。
共通の価値観や倫理観、常識を持っている事はメリットと言えると思います。
デメリット
デメリットは、価格面(賃料)です。全てとは言いませんが、メインターゲットを日本人にしているお部屋の家賃は、ローカルアベレージより少し高めに設定されている事が多いと思います。同レベルのスペックのお部屋の賃料を日本人不動産会社運営の賃貸サイトとフィリピンローカル賃貸サイトで見比べてみると分かりやすいです(現在はコロナ禍で極端な差はないと思いますが)。
僕の場合は、賃貸募集を開始した時期がコロナ禍だったという事もあり、賃料価格を含む基本的な条件はローカルスタンダードに合わせました (メイン入居者ターゲットをフィリピン人ローカルと考えました)。ちなみに僕のユニットの賃貸管理をしているのは、新谷さん夫婦です。日本での生活経験豊富で、日本語が流暢+日本人的な価値感とフィリピン人的思考を併せ持つ奥様のMary Annさんは、セブの賃貸管理者として最高だと思います😊
+αの価格を出す価値があるか?
当たり前ですが、その答えは人によります。十分な英語力(又は現地語)を持ち、高いコミュニケーション能力がある人なら日本人オーナーや管理者のお部屋に拘る必要はないと思います。フィリピン人や他国のオーナー/管理者でも良いサービスを提供している方たちもいるでしょうしね!
逆に、それらのスキルがない方は、多少割高になっても日本人オーナー&管理者のお部屋を探した方が無難かと思います。僕はアメリカに留学していたのですが、向こうに住み始めたばかりの頃は英語での会話になれておらず、色々と苦労しました。言葉が伝えられない事がどれだけストレスになるか分かっているつもりです。ストレスの減らすためにをお金を支払うという考え方は全然ありだと思います(留学当時はカツカツなので、当然そんな余裕はありませんでしたが笑)。
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