セブ不動産の引き渡し時の最終確認: パンチリスト作成

Sponsored Link

PHコンドミニアムのクオリティ

ネットリサーチをしていると、「フィリピンのコンドミニアムや家は直ぐにボロボロになる」という情報を見かけます。個人的見解を述べますと、半分は本当、残りの半分は自分次第かと思います。

以前にも書いたのですが、全体の建物のクオリティを見た時に日本の建築物に比べますと、作りに荒い部分があるのは間違いないかと思います。これはセブに限らず、他の国の建物を見た時にも感じます。日本の建築が素晴らしいのだと思います&日本の建築技術は世界トップレベルです😆

残りの半分は自分次第と書きましたのは、依頼する内装業者による部分が大きいからです (以下に詳しく理由を書きます)。セブにもしっかりとした内装業者さんたちはいますが、素人同然の方たちがいるのも事実です。信頼できる内装業者を見つける事で、家がすぐにボロボロになるリスクはかなり減らせるはずです。

完成引き渡し時の最終確認=超重要!

フィリピンで新築コンドミニアムのユニットを購入した時、完成時は以下のような簡素な状態で引き渡される事が多い事です(* 稀に高級コンドミニアムのユニットでFurnished=内装工事&家具付された状態で引き渡される事もあります):

完成引き渡し時の状態

完成引き渡し時の状態

この完成引き渡し時にとても重要なプロセスがあります。それはパンチリスト作成です!

Sponsored Link

パンチリストとは

パンチリスト作成とは..

未完成/要修復部分をリストアップする事です。ユニット完成の連絡を管理会社から受けましたら、購入者または代理人は最終確認として部屋をチェック(調査)します。その調査時に修復をする必要がある個所をリストアップして管理会社に伝えます。日本の建設業界では、「残工事」もしくは「ダメ工事」のリストと呼ぶことがあるようです。流れとしましては

調査-引き渡しの流れ

という形です。

何故パンチリスト作成が重要なのか?

単純に修復箇所が多いからです。例え見た目は綺麗に見えても、壁内部がスカスカだったり、タイルが歪んでいたりと、細かい部分の作りの粗さが見える事が多いです。中々素人では判断できない細かい点もあるので、できれば契約している内装業者に同行してもらうと良いと思います。僕のケースも新谷さん夫婦と担当してもらっている内装業者さんに調査に立ち会ってもらい、パンチリストを作成してもらいました(* 僕は立ち会っていないです)。

ポイントは妥協しない事です!納得できない部分があったら、何度も再修復工事を依頼します(* ここに追加料金は発生しません)。「まぁー、こんなもので良いか」という感情はセブ不動産ユニットには禁物です。

KOSUKE
KOSUKE
実際僕のユニット引き渡し時も何度も「パンチリスト⇒修復⇒再調査..」の工程を繰り返しました。その都度、確認調査に行っていただいた新谷さん夫婦&担当内装業者さんに感謝です😊

厳格なパンチリスト作業を怠ってしまうと..

早くて1年~2年後にお部屋の中のあらゆる部分にガタが見えてきます。以下に添付した画像は、引き渡しから1年強の新築コンドミニアムのユニットの壁です。

* クリックでアップ画像が見れます

よく見ると壁にひび割れ/亀裂が入っているのが分かりますでしょうか?こちらのユニットは、担当エージェントが完成引き渡し時に十分な調査&パンチリストを作成しなかったのだと思います。現在、新谷さん夫婦が引き継いで内装工事を進めているのですが、完成引き渡しから既に1年以上経っているので、こちらのひび割れの修繕工事費はオーナー様の自己負担になるようです😂。

引き渡しから1年未満であれば、管理会社負担で修理してくれる所が多いようです

信用できるエージェント&内装業者は必須

上記に書きましたように、素人には中々何が良くて何が悪いか分かりません。しっかりとしたパンチリスト作成には信用できるエージェント&内装業者が必須かと思います。おかげさまで、僕のユニットは完成から1年以上経っていますが、今もピカピカのままです!

5~10年後でも良いコンディションをキープできればです

~10年後でも良いコンディションをキープできればです

セブのアットホームな不動産屋さん

cebujservice@gmail.com

 

 

日本ブログ村ランキングに参加してみました!応援クリックいただけますと嬉しいです!

ブログランキング・にほんブログ村へ