コロナ速報: セブシティでECQ延長ほぼ決定！

コロナ速報

本日4月22日、第一報として現地ニュースサイトSunStar Cebuがツイッター速報で「セブシティ市長のEdgardo Labellaは当初4月28日で解除予定だったEnhanced Community Quarantine（以下略ECQ)の期間を~~5月30日まで延長する~~意向」と報じました。尚、状況次第では命令解除時期が早まる事も示唆しています(こちらの投稿は既に削除されています）：

https://twitter.com/sunstarcebu/status/1252819674124836865

第一報が報じられて数時間後、上記速報Tweetは削除され（大まかは外れていないですが、期限にズレがありましたね）、続報としてSunStar Cebuはセブシティ市長のEdgardo Labellaの正式な声明を報道しました。正式な声明をまとめますと…

セブ市長の声明

セブシティのEnhanced Community Quarantine期間は5月15日まで延期予定
命令期間中でも状況の改善が見られれば、途中で命令を解除する可能性あり
IATF (International Automotive Task Force)がマニラでガイドラインを発表したら、それに順守する。

セブシティ市長Edgardo Labellaの声明

KOSUKE

第一報では5月30日まで延長と報じられましたが、続報として5月15日に修正されましたね。まだ市長は正式にはサインしていないはずなので今後も変更する可能性はあるかと思います。

セブシティの現在のコロナ感染状況

セントラルビサヤエリアのコロナ感染状況 by 4/21

上記は昨日4月21日にラプラプシティ政府のオフィシャルFACEBOOKページで発表されましたセントラルビサヤエリア（セブエリア全般含む）の新型コロナウイルスConvid-19の感染状況をまとめたものです。他のエリアに比べセブシティでの陽性反応確認数がセントラルビサヤエリア全体のかなりの割合を占めています（173/203 = 約85%)。

そして本日速報として入ってきたセブシティ内の新規感染者数はなんと139名！！トータルではなく日時単位の感染者数です。残念ながら今までは違うフェーズに入ったような感じがしますね。以下に139人の内訳を添付しているのですが、139人中123人の感染が確認されたのがCebu City Jail = 刑務所内です。フィリピン刑務所の劣悪な環境はとても有名な話です。既に放送は終了してしまいましたが、TBSのTV番組「クレイジージャーニー」で丸山ゴンザレスさんが潜入取材していたので、ご存知の方も多いかと思います。収容率が~~400％～~~*を超えるような刑務所もあると聞きます（例を出すと、元来100人収容するために作られた刑務所に400人以上収容されているということです）。日本でも刑務所内での新型コロナウイルス蔓延が懸念/問題視されていますがレベルが違いますね…。新型コロナウイルスの蔓延の点で見ると、フィリピンの刑務所は最悪な環境かと思います。

* 4/23日追記: 現地ニュースサイトSunStar Cebuの記事によると、現セブシティ刑務所の収容率は約1106％のようです。想像以上/以前に聞いたことある以上の数字でした（詳しくはこちら）